人間関係

GW出産は「間が悪い」「連休明けに産めばよかったのに」と夫。退院後の自宅で見た義母の醜態

3人目の男の子を出産し、病院から家に戻る道中で夫から、そして家に戻ると義母がおり、彼女からも心無い言葉を浴びせられる。さらに義母はお祝いだと言ってお鮨をとり、ビールを飲み散らかすなど、勝手をして帰っていった。夫と義母に憎しみが湧いた。

亀山 早苗

執筆者:亀山 早苗

恋愛ガイド

3人目を出産し、自宅にもどってみると信じられないことが……

3人目を出産し、自宅にもどってみると信じられないことが……

人はいつどんなときでも「日々の営み」をやめることはない。ゴールデンウィークだからといって休んでいる人ばかりではなく、仕事をしている人もいれば、病で入院している人もいるのだ。人はそれぞれの事情を常に抱えている。

家に戻ってきたのはいいけれど

今年のゴールデンウィーク初日に出産を終えて、赤ちゃんとともに退院したサエリさん(38歳)。8歳と6歳の子がいるので、少し間を置いての第3子となった。

「夫が迎えに来てくれたのはいいんですが、ひとりだったんですよ。上の子たちも来るはずだったのにどうしたのと言ったら、『朝、いきなりおふくろがやってきたから見ててもらってる』と。思わず『えーっ』と声が出てしまいました。『まあ、苦手なのはわかるけど、ちょうどいいじゃん、手伝ってもらえるから』と夫は言いましたが、こっちが気を遣わなければいけないのは明らか。産後、自宅に戻って気を遣うのは嫌だなあとため息がでました」

すると夫は、「こっちだってせっかくのゴールデンウィークに、どこにも行けずに子守なんて、やってられないよ」とつぶやいた。え、自分の子が生まれたのに? サエリさんがそう反論すると「なんだか間が悪いってこと。連休明けに産めばよかったのに」と夫は事もなげに言った。そんな簡単にコントロールできるものではないし、する気もなかった。すでにふたりの子がいるのだからわかっているはずなのに。

帰宅するなり義母は言う「待ってたわよ、跡取り」

車中の雰囲気が険悪になりかけたころ、自宅に到着。ゆっくりと車を降り、子どもを抱いて家に入ろうとすると、中から義母が飛び出してきた。

「お帰りなさい」

そこまではよかった。だが次の一言がサエリさんを怒らせる。

「ようやく男の子を産んでくれたのね。待ってたわよ、跡取り」

その言葉に彼女は反論する。

「跡取りというほどの家系でもないですよね。単に3人目が男の子だっただけ。上のふたりの女の子とまったく変わらない、大事な子ですと、うっかり切り口上で言ってしまって……。夫がアワアワしながら『サエリも疲れてるからさ、早く家に入ろう』と場をおさめてくれました」

後ろで義母の舌打ちが聞こえ、サエリさんは驚いたという。

>勝手くつろぎ、何もせず帰った義母
 
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