ひらい ちさと
メタボ研究を行いエビデンスに則ったダイエットを教える管理栄養士
小田原短期大学食物栄養学科 准教授。女子栄養大学栄養科学研究所客員研究員。女子栄養大学大学院 博士課程修了。名古屋女子大学 助手、一宮女子短期大学 専任講師を経て大学院へ進学。肥満と栄養摂取の関連について研究。前職は病院栄養科責任者(栄養相談も実施)。現在は教壇に立つ傍ら、実践に即した栄養情報を発信。
得意分野
栄養学各論 臨床栄養学、高齢者栄養学、糖尿病栄養学など
食品学各論
(管理栄養士業務一般)
ガイド担当テーマ
ガイドからの挨拶
こんにちは! 管理栄養士・博士(栄養学)の平井千里です。港町の小さな短大で栄養学の先生をやってます。その前は病院で、「ゴハンの係(栄養科)」の責任者をやっていました。
現在は成人男性の5人に1人がメタボリックシンドロームであると言われています。女性も10~20代はやせている人が多いものの、1人の女性の一生を見てみると、年齢を重ねるごとに肥満していく人が多いようです。メタボリックシンドロームは糖尿病、高血圧、脂質異常症などを誘発します。これらは痛みがないからと放置しがちですが、症状が進むと、命を脅かすような病気をひき起こすことが知られています。
私は「メタボリックシンドロームと遺伝子多型」について研究しています。遺伝子多型とはお父さん・お母さんからもらった遺伝子に書き込まれた「体質」のことです。どんな体質の人がどのような過程を経てメタボリックシンドロームになっていくのか、メタボリックシンドロームやその予備軍と言われてしまったらどうすればよいのか、研究者としての立場と病院で患者様と接している現場の管理栄養士の視点から、食事を中心にくわしくお伝えします。
メタボリックシンドローム解消にはダイエットが欠かせませんが、巷では「やつれる」と「やせる」が混乱しているような気がします。1つの食品だけを食べる「単品ダイエット」は「やつれる」の典型ですが、読者の皆さんの中にも、「単品ダイエット」などで失敗し、つらい思いをなさった方もいらっしゃると思います。そんなつらい思いをなさった読者の皆さんがメタボリックシンドロームを解消し、リバウンドしない健康なカラダを手に入れていただくためのお手伝いができれば、こんなにうれしいことはありません。
メディア掲載実績
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