節約/光熱費の節約

電気代の節約術(2ページ目)

家庭で電気代がかかっているのは何か、待機電力のカットは有効なのか等、節電・電気代の節約術、電気代を節約する基本的な考え方、電気代節約方法をご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド

何にいくら電気代がかかっているのか?

家電製品の中でも意外なものに電気代がかかっている場合もあります。洗濯機や掃除機は大きなものが「回転」していたり、音も大きかったりするので、イメージとしても「電力をたくさんつかっているのではないか」と想像できるでしょう。しかし音もせず小さいもので、電気ポットなどの消費電力は見落とされがちです。そのため自分の家庭で使っているものが実際に毎日どれくらいの電気代がかかっているのかを把握しておくことも大切です。

購入時についてきた取扱説明書や、メーカーのホームページなどで最大消費電力を調べたり、最近では家庭用で簡単に電気代が計測できる「ワットアワーメーター」や「エコワット」といった商品も販売されています。

これらを利用することで、何にいくらかかっているのか、何をした時に電力をより多く消費してしまうのかを把握することもできます。

 



電気料金の契約見直しが電気代の節約になることも 

地域によっては基本の契約アンペア数を確認

地域によっては基本の契約アンペア数を確認

自分の家が実際にどれくらいの電力を消費しているのかを把握できたら、契約のアンペア数を見直すことで大きく電気代を節約することも可能な地域もあります。

北海道、東北、東京、北陸、中部、九州の電力会社を利用しているご家庭は契約アンペア数で基本の電気料金が決まっているので、実際に必要としている量よりも多く契約してしまっていれば、電力会社に連絡をして契約の見直しをしてみましょう。自分の家がどれだけの電力を一度に必要としているかは、東京電力の電気料金シミュレーション を利用して把握することも可能です。

電気の基本料金 東京電力の場合(2016年1月現在)
  • 10A:280.8円
  • 15A:421.2円
  • 20A:561.6円
  • 30A:842.4円
  • 40A:1,123.2円
  • 50A:1,404.円
  • 60A:1,684.8円

また電力会社によっては夜間の使用の方が電気代が安くなるプランなどもありますので、一度ご自身が住んでいる地域の電力会社に問い合わせたり、ホームページを見て確認してみましょう。

>>続いて気になる待機電力についてご紹介します。

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