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英語メニューを読み解くヒント「肉料理」編(2ページ目)

肉料理の本場である欧米では、さすが、肉の種類や焼き方にまつわる言葉がいっぱい!旅先で失敗しないために、知識を養っていきましょう。

足立 恵子

足立 恵子

トラベル英会話 ガイド

朝日JTB・交流文化塾で英会話を指導。語学学習、国際交流、異文化コミュニケーションに関する書籍や雑誌記事の編集、執筆も手がけている。

「フライパンで焼く」を英語で言うと?

reaper
grillとは「焼き網」のことです
海外で肉料理を食べるときにぜひチェックしてほしいこととしては、肉の種類や部位のほか、「焼き方」があります。

■barbecued(バーベキューの)
バーベキューセットを出して屋外で焼くわけではありません。「直火であぶった」という感じ。
■roast/roasted (あぶって焼いた)
じりじりと焼くイメージで、オーブンで焼く場合にピッタリ。
■grilled (グリルした)
網の上で直火で焼く場合に、ごく一般的に使われる語。
■broiled (直火焼きの)
基本的にはgrilledの言い換えとして使えます。
■kebab (串焼きの)
トルコ料理など、中近東の料理によく見られるkebab(ケバブ)が、西洋でもよく見られるようになりました。串に指して、回しながらあぶって焼きます。

ちなみに、「フライパンで焼いた」料理はfriedと言います。「油で揚げた」もfried(またはdeep fried)というので、ちょっとまぎらわしいですが。西洋料理では、肉は基本的にroastedだったりgrilledだったりするもので、friedはあんまり人気がないみたいですね。

最後に、メニューの中で見つけた肉料理について尋ねる方法をお教えしておきましょう。
■What kind of meat is this? 
(これは何の種類の肉なんですか)

■Which part of beef? 
(牛のどの部分ですか)

■How is it cooked? 
(どんなふうに調理されているんですか)

肉料理にこだわるのは、西洋では当然のこと。ぜひ今度の旅行では、ウェイターさんにいろいろ尋ねてみましょう!

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