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LINEで使える、文字でのコミュニケーション術……文末の記号は?

LINEが主流になった今こそ、絵文字やスタンプの使い方、変換や文末の記号の与える印象、LINEとメールの違いなどを改めて考えてみましょう。今すぐに使える、文字でのコミュケーションの極意です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

吉井 奈々

執筆者:吉井 奈々

恋愛ガイド

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LINEでは誤解されない文字コミュニケーションで心をつかんで

LINEでコミュニケーション……文末の記号は?

ガラケーのメールから、スマホのLINEへ……変わったことと変わらないものがあります。

メールアドレスや電話番号の交換は仲が深まってから、という人が多いですが、気軽にやり取りできる「LINE」の場合、ライトに連絡先を交換できるようになってきました。でも、ケータイメール世代からすると、ちょっと文章のテイストやテンポ感が違うな、と思うことってありますよね。

LINEでの主流になった今こそもう一度考えるべき、文字でのコミュニケーションの極意をお伝えします。
 
<目次>
 

1.絵文字やスタンプはボディランゲージと心得て

「怒ってる?」って聞かれたこと、ありませんか?

「怒ってる?」って聞かれたこと、ありませんか?

絵文字やスタンプは、文字だけではない自分の「感情」や「表情」を伝えたい時に使えるアイテムのひとつです。つまり「文字のボディーランゲージ」なんです。だからこそ、大げさにつたわりやすく、ちょっと使い方を間違えてしまただけで大きな誤解を生んでしまうこともあります。

例えば、すねた感じを表現したくて「もういいよ(プンプン!)」と拗ねた感じをイメージして送ったつもりなのに、相手はその絵文字を見て、「え、そんなに怒らなくてもいいのに……」と解釈してしまうかもしれません。

信頼関係が出来ている相手なら、冗談や意味の無い絵文字を送ったとしてもそこまで問題ありませんが、LINEなどでたくさんの人と簡単にやりとりをする場合、気軽に意味のない絵文字を送ったことで周囲に混乱を招いたり、大げさに伝わってしまい、気まずい雰囲気になることはわかりますよね。使い方と使う相手の見極めは重要ですよ。
 

2.漢字・ひらがな・カタカナのイメージの違いを考慮

ガラケー時代よりも、スマホの予測変換は進化していて、昔よりもずっと簡単に変換ができるようになりましたね。でもここが落とし穴!

言葉は、相手への「プレゼント」です。自動で変換したままではなく送信前に読み返して、自分の伝えたいニュアンスになっているかどうかを、「変換」にも気を配ってチェックしましょう。

例えば、3つの文章を比べてみてください。
「お仕事頑張ってね」
「お仕事がんばってね」
「お仕事ガンバッテね」
……この3つのイメージ、だいぶ違いますよね。

相手に合わせて同じ言葉でも漢字にする方がいいのか、ひらがなにする方がいいのか、カタカナにする方がいいのか。

また、カッコをつけてこういう風に……「強調」、【強調】、<強調>するのか。話すときの抑揚と同じように、文字にも表情をつけるのも効果的ですよ。
 

3.LINEは短くテンポよく。メールは読みやすい行間を。

「えっ、この子のLINE長すぎ!?」と思われると、引かれてしまうかも。

「えっ、この子のLINE長すぎ!?」と思われると、引かれてしまうかも。

LINEなどのアプリは一行の文字数が少なく、短文のやり取りを想定したアプリです。なるべく長くても1画面に収まるくらいの長さでリズミカルに送るのがベスト。あまり長い文章だと画面が埋め尽くされて、「うわ、長っ!」と引かれてしまう場合もあるのでご注意を。

メールの場合は、ある程度の長さの文章を作る場合もありますから、「行間」の開け方もテクニックの一つです。新聞のようにギッシリと文章を並べてしまうと、読んだ相手はあなたが何を一番伝えたいのかが分かりづらくなってしまいます。(また、長文にも気をつけてみてくださいね。)

文章は相手が読みやすく、考えが伝わりやすいように、句読点や改行を上手く調整しながら作成していきましょう。何度か読んで意味がきちんと伝わるように息継ぎの場所や間をあける場所を確認すると、適切な句読点の位置も分かってくるはずです。そのリズムが相手に伝わるように作ってみましょう。
 

4.重要な内容の場合は、あえて返信を遅らせて

ビジネスメールのマナーだと、「メールの返答が遅れるのは失礼、即レス(すぐに返事)をすべき」と書いてあることが多いですが、良好なコミュニケーションをとるためには、即レスがデメリットになる場合もあります。

例えば、大切な相談をメールを送った時、すぐに「そういうこともあるよね。元気だして」などLINE感覚の短文&即レスが届いたら、なんだか真剣に考えていないような気がしてしまいませんか?

(もちろん、LINEなどで、「いま悩んでるんだ」「どうしたの?」「彼とケンカしちゃって。電話でしていい?」というようなやり取りならば即レスで十分でしょう)

大切な話や相談が届いた場合にはすぐに返信せず、5~10分くらい時間を置いて、しっかりした返信をつくったほうが相手からは好感を持たれることもあります。
 

5.文末の記号で気持ちを表現してみて

楽しい気持ちが伝わるメッセージを心がけて。

楽しい気持ちが伝わるメッセージを心がけて。

頭の中で、次の文章を再生してみてください。

A「ありがとうございます。」
B「ありがとうございます♪」


なんとなくBのほうが楽しそうに見えますよね。このように文末に何かをつけることで、言葉のイメージがかわり、メールを読んでいる相手はあなたがどんなテンションなのかを読み取りやすくなります。

でも、男性に対して送るメールの文末を「ハート」にするのは注意してください。ハート系のスタンプも同じですよ。いろいろな男性に「ハート」を使いすぎると、相手だけでなく周囲からも浮気や誘惑のつもりだと思われてしまう可能性もありますから。男性に使うのは、彼氏や好きな人だけにしましょうね。

LINEはメールよりもチャットに近いので、どのタイミングで終わらせればいいのかがわかりにくいもの。しかも文末が「?」という疑問形の文章は「次の返信を待っています!」と受け取られてしまうので、良い頃合いで文章ではなく、スタンプのみで「了解」や「OK」の意図を送り、やり取りの区切りの意思表示の代わりにする思いやりも大切です。
 

6.なるべくポジティブな言葉を心がけて

LINEは後で簡単に過去のやり取りをさかのぼる事ができるので、なるべくプラス言葉やポジティブな内容を送ることを心がけて、「寂しいな」「もう、嫌い!」「それ、ウザい」「イライラする~!」などのマイナス言葉、ネガティブな内容は控えましょう。

人の記憶は完璧ではないので、目の前にいる時、対面している時の声のやり取りの場合は一語一句が残るわけではないので、そこまで気を使わなくても良いのですが、LINEは後で簡単に読み返せる、そして送ったら編集できないので、細心の注意が必要です。

ケンカや、妬み嫉み、意見の相違などは目の前にいる時なら、ケンカ後でいくらでもフォローができますが、LINEなど後に残るものでは避けましょうね♪

文字は会話とは違い、表情や感情を直接見ることができません。会話よりも難しく、誤解を生みやすいものだという意識を持って気を配るのが大人のマナーですよ。

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