鎌倉宮のモミジの紅葉も見逃せない！
大塔宮バス停そばにある鎌倉宮は、モミジの紅葉が見事なところです。12月初旬ごろなら、ぜひ訪れてみてくださいね。■鎌倉宮 ガイド記事：http://allabout.co.jp/gm/gc/447578/
鎌倉宮からさらに北へ進みましょう。現在、庭園跡が復元されている永福寺跡（ようふくじあと）に立ち寄るのもおすすめです。かつて壮大な寺院が建っていたというのびやかな野原を眺め、いにしえへの思いを馳せて。
■永福寺跡 ガイド記事：http://allabout.co.jp/gm/gc/447578/2/
凜林～静かな一軒家で上品な中国料理を
突き当りのT字路を右折し、登っていきます。6月には斜面のアジサイが美しいところ。しばらく行くと瑞泉寺の山門があり、そこをくぐって最初の右に曲がる通りに入ります。天園ハイキングコースの入口に面した道。すぐ、左に入る細道を行くと、一軒家の「凜林」があります。
紅葉谷（もみじがやつ）と呼ばれる静かな谷戸に建つ一軒家
「凜林」は、ちょっと珍しい中国料理がいただけるお店。中国・福建省の味をベースにした、淡白な味付けのお料理です。
昼御膳（2500円）と杏仁豆腐（500円）をいただいてみました。昼御膳は、２段重ねのお弁当仕立て。
凛林昼御膳。淡白で味わい深い中国料理
エビチリやカニの爪のクルトン揚げ、玄米ご飯にクラゲと菜の花の酢の物など、少しずついろいろ食べられて女性好み。油っこくないところがいいですね。2時間蒸したというカブのスープも。
杏仁豆腐は、プルンと滑らかで上品な甘さ。お店一押しのメニューです。
緑に包まれた静かな一軒家で過ごす、くつろぎのひととき。冬になるとお庭には、チャーシューや北京ダック、「福」の字の飾り切りのにんじんなどが干されていたりします。
「福」の字をかたどる飾り切りのにんじん
このお店は、建長寺天井の龍の絵を描いた小泉淳作さんも訪れていたそう。小泉氏による「凛林」という字やネコの絵も飾られていました。
凛林まで来たら、瑞泉寺はすぐそこ。12月上旬ごろ紅葉の見ごろを迎える瑞泉寺にも、ぜひ立ち寄ってみてください。
＜DATA＞
■凛林
TEL：0467-23-8535
住所：鎌倉市二階堂725-4
アクセス：鎌倉駅から大塔宮行きバスに乗り大塔宮バス停下車、徒歩8分
ホームページ：http://www.kamakura-rinrin.com/
なお、荏柄天神社から凛林まではちょっと距離があるので、今回のコースを逆に歩き、「ナチュールエサンス」で隠れ家フレンチをいただくのもすてき。上質なランチタイムが過ごせそうです。
■ナチュールエサンス ガイド記事：
http://allabout.co.jp/gm/gc/456140/2/
……どっしりと立つ荏柄天神社のイチョウは、悠久の時の流れ、黄金色の壮麗な輝きを感じさせてくれます。11月ごろ、鎌倉へ紅葉狩りに行こうかな、と思ったら、荏柄天神社のイチョウに会いに行ってみてくださいね。
