Windowsの使い方/Windows 8の基本

大きな転換点となるWin 8.1のWindowsUpdate(3ページ目)

ユーザーからの意見を元に改良が加えられているWindows 8.1。最新のWinodwsUpdateではマウスとキーボードでの操作性が改善され、多数の細かな改良もされました。今後、スタートメニューの復活を認めるなどの動きがありましたので、それについての情報もまとめました。

内川 功一朗

内川 功一朗

パソコン ガイド

企業のPC導入から個人的なパソコン購入のアドバイスまで、公私にわたってパソコンサポートを行う。初心者へのサポートの経験を重ね、難しいことをわかりやすく伝える技術やマインドを身に付ける。「日刊スポーツ」や「女性自身」などで、パソコン初心者向けの執筆やインタビュー紹介などもアリ。

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デスクトップとスタート画面の融和

今回の変更で個人的に注目しているのが、今までスタート画面にしか表示できなかったWindowsストアアプリがタスクバーにも表示されるようになったことです。
タスクバーに表示されるストアアプリ

タスクバーに表示されるストアアプリ

WindowsUpdateを行うと、まずWindowsストアがタスクバーにピン留めされます。それ以外のストアアプリについても、スタート画面からアイコン長押しや、マウスの右クリックコンテキストメニューでもタスクバーにピン留めできるようになりました。

起動中のアプリもタスクバーに表示されるので、マウスでのアプリ切り替えがより直感的に行えるようになっています。今までストアアプリとデスクトップ用のソフトは分断されていましたが、これによりスムーズに行き来ができるようになりました。

より小さく、軽く

変更点は目に見える部分だけではありません。OSイメージの圧縮などにより、メモリが1GB、保存容量が16GBといった低い性能のものでも動くようになりました。肥大化を批判されることの多いWindowsですが、Windows8以降で進められているプログラム的なダイエットのおかげで非力なタブレットでもより軽快に動くようになっています。
私の持つ非力なタブレットでもより快適に動くようになった。

旧世代の8インチタブレットでも軽快に動いている。

発売から1年半がたったWindows 8は、Windows 8.1の提供、そして今回のUpdateを経て成熟を重ね、より使いやすくなっています。そしてその進化はまだまだ止まっていません。

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