子育て事情/ママ友

高額ランチへの反応で分かる、あなたのママカースト(4ページ目)

「8000円ランチに誘って、困る一般人ママを見て笑うセレブママ」? こんな悪趣味な「ママカースト」なる上下関係は実在するの? そしてあなたの反応でわかる、「ママカースト」内での位置とは?

河崎 環

河崎 環

子育て ガイド

教育・家族問題、世界の子育て文化から商品デザイン・書籍評論まで多彩な執筆を続けており、エッセイや子育て相談にも定評がある。家族とともに欧州2カ国で駐在生活を送ったのち、帰国。


高額ランチへの反応で分かる、あなたの「位置」

「カースト」から自由になるにはどうしたらいいか、それは簡単なことだ。不安のないひと、他人と比較する事に興味のないひと、「カースト」があるとなんか思っていないひとは、そもそも「カースト」の中にいない、そんな檻に囚われていない。

だから8000円ランチの話は、ある意味でリトマス試験紙のようなものなのだ。話を聞いて「やだ怖い、そんなママ友に出会ったらどうしよう」と思ったひとは、「カースト」の中から下のどこかにいる。「なにそのママ友」と怒ったひとは、たぶん中の上とか上の下とか。その話自体を「だから何」「釣り乙」「8000円ランチねぇ、値段も味も別にそんな大したことないんだけどねぇ、まぁネタになりやすい値段かな」と笑えたひとは、「カースト」のない国の民だ。

ちなみに筆者の周囲で事実としてまさに8000円ランチに出かける専業主婦コミュニティーはあり、食事は値段よりもメンツだと信じる私は、誘われたときにメンツを一覧して「私はあの店には家族で行く」と断った。8000円出して一緒に食事したい相手と場所なら、行けばいい。そうでもないならサラッと断って流せばいい。それ以上でも以下でもない、「だから何」って話です。
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