デジタルカメラ/おすすめデジタルカメラレビュー

スマホ連携がさらに強化! キヤノン IXY 430F(3ページ目)

今春発売されたキヤノンIXYシリーズのメインストリームモデルが早くもブラッシュアップ。特に注目すべき点はWi-Fi機能の強化で、GPSモバイルリンクなど魅力的な機能が加わっている。よりスマートフォンとの連携が楽しめる「IXY 430F」をチェックしました!

中井 隆

中井 隆

デジタルカメラ ガイド

生まれも育ちも下町(台東区)のフリーライター&エディター。20年以上、さまざまな目線からデジタルカメラを追い続けてきた知識とノウハウで、最新デジタルカメラの機能や選び方、楽しみ方を解説します。

高倍率ズーム機のように使えます

光学5倍ズームレンズには非球面レンズを計4枚も採用。薄さ20.8mmのボディに収まるコンパクトさながら、開放F値2.7-5.9の明るさを確保

光学5倍ズームレンズには非球面レンズを計4枚も採用。薄さ20.8mmのボディに収まるコンパクトさながら、開放F値2.7-5.9の明るさを確保


プログレッシブズームの作例。デジタル処理とは思えない高画質だ

プログレッシブズームの作例。デジタル処理とは思えない高画質だ

薄型のボディに収納された、広角24mmから望遠120mm(35mm判換算)までカバーする光学5倍ズームレンズに加えて、高い解像感を保ったまま約2倍のズームが可能な「プログレッシブファインズーム」を搭載。240mmの超望遠までシームレスに被写体へ迫れます。さらに、少々画質は粗くなりますがデジタルズームを使えば約4倍の480mmまでズーム可能。高倍率ズームと同等の感覚で望遠撮影を楽しめます。

 

こだわりオート×マルチシーンISで、すべてカメラまかせ!

こだわりオートでは、被写体や背景に会わせて撮影状況を自動認識して左上のアイコンが切り替わる。ココではマクロモードに自動設定

こだわりオートでは、被写体や背景に会わせて撮影状況を自動認識して左上のアイコンが切り替わる。ココではマクロモードに自動設定

また基本スペックと同様、撮影機能についても前モデルの「IXY 420F」から大きな変更はありません。撮影モードを「AUTO」にすれば、すべてカメラまかせで撮影できる「こだわりオート」で58シーンの撮影状況を自動認識。

さらに6種類のブレ補正を自動で切り替える「マルチシーンIS」との組み合わせで205パターンもの撮影シーンを判別。風景からマクロ撮影、逆光や夜間など撮影状況を気にすることなく、シャッターを押すだけでどんなシーンもキレイに撮ることができます。

 

さまざまな撮影スタイルを楽しめる!

シーンモードでのセレクト画面。さまざまな撮影モードやフィルター機能を21種類からセレクトできる

シーンモードでのセレクト画面。さまざまな撮影モードやフィルター機能を21種類からセレクトできる

次に撮影モードを「カメラ」マークにすると、いろいろな撮影モードをセレクトできる「シーンモード」に切り替わります。ごく一般的な自動露出のプログラムAEモードのほか、美肌モードやソフトフォーカス、ジオラマ風など合計21種類の撮影モードとフィルター機能をワンタッチで呼び出すことができます。

 
ジオラマ風やトイカメラ風など、おなじみのフィルター機能を8種類も搭載

ジオラマ風やトイカメラ風など、おなじみのフィルター機能を8種類も搭載


 
マイカラーでは「くっきりカラー」などイメージがつかみやすいアイコンで色彩を自在に調整できる

マイカラーでは「くっきりカラー」などイメージがつかみやすいアイコンで色彩を自在に調整できる

それぞれのモードでは効果の強弱や露出補正などが可能で、クリエイティブな撮影をサポート。さらに、さまざまな機能を呼び出せる「FUNC.」ボタンから「マイカラー」にセットすると、くっきりやすっきり、セピア色など画像の色調を直感的に変更できます。

 
その画質や各フィルター機能 については「キヤノン IXY 430F 実写画像」を参考にしてください。

次のページではその他の機能についてご紹介しましょう。

あわせて読みたい