東京の観光・旅行/東京駅・丸の内・銀座

大丸東京店(東京駅八重洲北口)、大解剖(2ページ目)

東京駅からアクセス抜群! 新幹線に乗る前後に利用しやすい『大丸東京店』は、不況で百貨店が苦戦する中、なんと土日には1日平均10万人近くの人たちが訪れるという大人気デパートです。その魅力、活用法をお伝えします。

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド

デパートの常識を破ったスイーツのフロア

都内百貨店では例を見ない1階のスイーツ売り場。世界的にも注目のブランドなどが並びます

都内百貨店では例を見ない“1階”のスイーツ売り場。世界的にも注目のブランドなどが並びます

“食”のデパート・大丸東京店が誇るもう一つのフロアは、1階のスイーツ売り場。普通デパートで1階といえば、コスメや婦人用品のブランドが入っているものですが、大丸東京店の1階には驚くことに和・洋菓子のショップが並んでいるのです。これは都市部のデパートでは他にはないフロア構成で、大丸東京店限定ショップや、ここでしか買えない限定スイーツを扱う店など約50店舗が集まっています。

マロングラッセ発祥の店として知られるパリの老舗ショコラトリー『ボワシエ』はここが日本初出店。焼き菓子やマカロンなどを求めるスイーツ好きに大人気です。またカステラ職人として50年、その味を極めたフードマイスター・森幸四郎さんのお店『森幸四郎』のどらやきは売り切れ必至の逸品。その他、もはや行列が目印のバームクーヘンショップ『ねんりん家』や、パティシエ辻口博啓さんの和スウィーツ専門店『和楽紅屋』など、話題満載のショップが揃います。

この1階は、宝石のようなチョコレートや、スタイリッシュなケーキが人気を集めている最近の「食のファッション化」の流れを受けて、“見せる”スイーツ売り場を演出。スイーツが並ぶショーケースは、美術館にあるような反射が少ないものを使うといった徹底ぶりで、美しさにこだわったスイーツフロアが展開されています。また、駅のコンコース側の壁がガラスになっていてオープンな雰囲気をたたえていることから、男性も入りやすくなり、ビジネスマンの姿が多のも特徴です。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます