LAN・無線LAN・Wi-Fi/無線LAN機器の選び方

無線LAN親機を選ぶ4つのポイントとおすすめ機種(2ページ目)

無線LANを導入するために必要な機器には、親機(アクセスポイント)と子機があります。今回は親機の選択方法について解説します。また、おすすめの親機も併せてご紹介します。

岡田 庄司

岡田 庄司

LAN・無線LAN ガイド

ライター歴は20年以上。パソコン通信時代からネットワークに興味を持ち、LANや無線LANが一般に普及する前からLANの話題を追いかけ続けている。著作はすでに40冊を超え、テクニカルライターとしても活動している。

ガイドおすすめの無線LAN親機(2018年9月現在)

1.普通のご家庭におすすめの機種

ワンルームマンションや3LDK程度の木造住宅に最適な親機で、実売価格1万円以下の2機種ご紹介します。これ以上に安価な機種もありますが、通常の環境で問題なく利用するには、この程度の製品をおすすめします。

■Aterm WG1900HP2  NEC(日本電気)

3ストリームをサポート。規格値で無線LAN:1300Mbps(11ac/5GHz帯)+600Mbps(11n/2.4GHz帯)。Wi-Fi接続できる時間帯を、機器ごとにスケジュール設定でき、子供がネット依存やスマホ依存にならないようにすることができる。

    ■WSR-2533DHP/M-CB Buffalo

4ストリームをサポート。規格値で無線LAN:1733Mbps(11ac/5GHz帯)+800Mbps(11n/2.4GHz帯)。Wi-Fi接続できる時間帯を、機器ごとにスケジュール設定できるほかに、有害サイトの閲覧を端末ごとに制限でき機能(有料)も搭載。

    2.高速を目指すユーザ向けの機種

1~2Gbpsといった光回線の速度を十分生かす高級機種を2機種紹介します。

・Archer C5400 TP-Link

最大4台の子機へ同時ストリーム通信が可能な「MU-MIMOテクノロジー」に対応した無線LANルーター。8本の外部アンテナを装備している。

 
・WXR-2533DHP2 Buffalo

アンテナの角度を変えて電波の向きを、住宅に合わせて最適化できる4本の大型可動式アンテナを装備。家の隅々まで高速で安定した電波供給を実現。「MUーMIMO」は最大3台となる。4GHzデュアルコアCPUを利用し、高速通信を実現。ガイドも実際に使っているが、普及機とは体感が違う。
   
実際に出た速度

WXR-2533DHP2で実際に出た速度。1Gbps契約の回線。




無線LAN機器選びのポイント:無線LAN子機を選ぶ>>
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい