グリーンベースとは？指原莉乃や井川遥も当てはまる、パーソナルカラーの「グリべ」を解説

指原莉乃さんのパーソナルカラーは何タイプ？

パーソナルカラーとは、その人に似合う色のこと。パーソナルカラー診断は、その人に似合う色の傾向を見ていくのですが、その基準となるのが、4つの基本タイプです。しかし、肌や瞳の色が一人一人違うように、4つの基本タイプにずばり当てはまらないケースもあります。

たとえば、元AKB48の指原莉乃（さしはらりの）さんは、ご自身のTwitterでパーソナルカラー診断の結果を公表なさっています。最も似合うのはブルーベース（ブルベ）のウィンタータイプ、次に似合うのはイエローベース（イエベ）のスプリングタイプ、ウィンタータイプとスプリングタイプに共通するビビッドな色が似合うと判定されたそうです。
 

グリーンベース（グリベ）とは？

指原莉乃さんのように、診断結果として、2つのタイプを提示されることは、それほど珍しいことではありません。そのため、最も似合うタイプをファーストシーズン、次に似合うタイプをセカンドシーズンと呼びます。また、指原莉乃さんのように、鮮やかな色であれば、ブルベもイエベも似合う場合は、グリーンベース（グリベ）という表現が用いられることがあります。

井川遥さんは、ご自身のパーソナルカラーを公表なさっていませんが、グリベではないかといわれています。筆者の見立てでは、井川遥さんはファーストシーズンはブルーベースのサマータイプ、セカンドシーズンはイエローベースのスプリングタイプです。サマータイプとスプリングタイプに共通する明るく軽やかな色がお似合いになります。

指原莉乃さんは鮮やかさ、井川遥さんは明るさと軽やかさが、似合うかどうかを左右します。グリベは、イエベとブルベの中間と思われがちですが、ファーストシーズンとセカンドシーズンの共通要素に似合うかどうかの鍵があります。
 

パーソナルカラーの4つの基本タイプ

パーソナルカラーの4つの基本タイプには、3つの軸があります。まずは、それぞれのタイプの特徴を整理しましょう。

■スプリングタイプ（春）
スプリングタイプのカラーパレットには、イエロー、イエローグリーン、ベージュ、コーラルピンク、オレンジなど、明るく華やかな色が並んでいます。スプリングタイプの特徴を整理すると、次のようになります。

1：黄みを帯びたイエローベース（ベースカラー）
2：明るく軽やかな色（明るさ・重さ）
3：鮮やかな色（鮮やかさ）

これらの色を身につけると、顔色が明るくなり若々しく見える人は、スプリングタイプです。派手な色、多色配色を難なくこなせる反面、地味な色、オーソドックスなスタイルは苦手です。

■サマータイプ（夏）
サマータイプのカラーパレットには、水色、ラベンダー、ソフトネイビー、オフホワイト、ベビーピンクなど、爽やかで涼しげな色が並んでいます。サマータイプの特徴を整理すると、次のようになります。

1：青みを帯びたブルーベース（ベースカラー）
2：明るく軽やかな色（明るさ・重さ）
3：中間色・ニュアンスカラー（鮮やかさ）

これらの色を身につけると、顔の透明感が上がりすっきりと垢抜けて見える人は、サマータイプです。サマータイプの人は、派手な色は苦手ですが、控えめな中間色を身につけると、肌の調子が滑らかに整います。

■オータムタイプ（秋）
オータムタイプのカラーパレットには、ブラウン、モスグリーン、レンガ色、辛子色、オリーブなど、深みのある暖かな色が並んでいます。オータムタイプの特徴を整理すると、次のようになります。

1：黄みを帯びたイエローベース（ベースカラー）
2：暗く重厚な色（明るさ・重さ）
3：中間色・ニュアンスカラー（鮮やかさ）

これらの色を身につけると、肌の色みが増しゴージャスで大人っぽい雰囲気になる人は、オータムタイプです。オータムタイプの人は、濃い色や控えめな中間色を着ると、顔の輪郭が引き立ち、華やかになります。

■ウィンタータイプ（冬）
ウィンタータイプのカラーパレットには、ブラック、ダークネイビー、ホワイト、レッド、ロイヤルブルー、ターコイズなど、強くてハードな色が並んでいます。ウィンタータイプの特徴を整理すると、次のようになります。

1：青みを帯びたイエローベース（ベースカラー）
2：暗く重厚な色（明るさ・重さ）
3：鮮やかな色（鮮やかさ）

これらの色を身につけると、肌の色つやがよくなる人は、ウィンタータイプです。ウィンタータイプの人は、白黒や原色などはっきりした色を着ても、服に“着られている”印象にはなりません。
 

グリベには、4つのタイプがある

ファーストシーズンとセカンドシーズンの組み合わせから、それぞれのタイプの共通点を見ていきましょう。

1：ベースカラー
スプリングタイプとオータムタイプ（イエローベース）
サマータイプとウィンタータイプ（ブルーベース）

2：明るさ・重さ
スプリングタイプとサマータイプ（明るく軽やかな色）
オータムタイプとウィンタータイプ（暗く重厚な色）

3：鮮やかさ
スプリングタイプとウィンタータイプ（鮮やかな色）
サマータイプとオータムタイプ（中間色・ニュアンスカラー）

2と3の4つのタイプは、グリーンベースと呼ばれることがあります。イエローベースは黄みを帯びた色、ブルーベースは青みを帯びた色という意味ですが、グリーンベースはイエローとブルーの中間という意味合いで、いわば俗称のようなものです。

イエローベースもブルーベースも似合う人は、グリーンベースの特徴を探求するよりも、明るさ・重さ、鮮やかさの傾向に着目すると、自分に似合う色の傾向を知る手がかりとなるでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。


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