高級マンション/高級マンション選び

新築マンションは、いつ買うのが正解?(2ページ目)

マンションの建物における資産性は、「外観デザイン」や「エントランスのグレード」に因るところが大きいとされている。遠くから建物が見えたときの第一印象。そして、建物へ足を踏み入れたときの雰囲気。それらがイメージを決定づけるということだ。ホテルなどになぞらえて考えてみれば、なるほどそういうことかとも頷けるが。これは、青田買いを避けよ、と言っているようにも聞こえる。

坂根 康裕

執筆者:坂根 康裕

高級マンションガイド


5つの「マンションギャラリー」を展開

最も規模の大きいマンションギャラリー「秋葉原館」

最も規模の大きいマンションギャラリー「秋葉原館」

各「マンションギャラリー」には、一応その場所に近い現場のモデルルームが用意されている。モデルルームがない物件も、モデルルームをサンプルルームとして参考に見学する。これまでは、ひとつ物件を検討するたびに、個々のモデルルームへ足を運ばなければならなかったものを一か所でまとめて説明を受けることができるという点ではたしかに効率的かもしれない。

検討者から見た場合の利点はもう一つある。それは、物件を絞り込む前の段階で、気軽に相談できる場所ができたこと。そもそもマンションを買うにはどんな段取りを経てゆくのか。住宅ローンはいくらまで組めるのか。そういった物件選び以外のノウハウを得やすい商談コーナーだといえよう。

果たして、この試みは今後どんな展開を見せるのだろうか。あえて、懸念点を上げるとすれば「物件情報の密度」を維持できるかどうかではないだろうか。不動産はひとつひとつの個別性が高く、規制要件も数多い。果たしてそれらを、すべての販売員が数多の物件について把握しきれるかどうか。

「この部屋の冬至の日照時間は?」「どの階から景色が抜ける?」「今度の販売予定物件は?」等々細かな質問にどれだけレスポンス良く対応できるか。また、モデルルームという場所は検討者だけではなく、契約した人も度々訪れ、寸法を測っていったり、オプションの検討をしたりするものだが、そういう欲求を満たせる機会が減少することも、どう影響するかは未知数。

しかし、斬新な事業モデルであることに異論はない。仮設にかける負担を減らし、たくさんの物件情報が同時に得られる、しかも敷居の低い場所ができたことは、買い手にとってもうれしいニュースだ。いずれマンションを、とお考えの方は一度見に行かれると良いだろう。

【取材協力】
住友不動産「マンションギャラリー渋谷館」

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"気軽に立ち寄りたい"新築マンションのモデルルーム

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